ドラゴンの襲撃に遭い、ヘルゲン砦から脱出を試みる囚人仲間のレイロフと私。
道中で魔術師の亡骸を見つけ、どこか安らかに眠れる場所を探そうと心に決めたものの。

絵面が非常にまずい気がする。
早く安らかに眠れる場所を探さないと・・・。

帝国軍兵士: 反逆者に死を!
大部屋から帝国軍兵士が襲い掛かってきた、私は魔術師の亡骸を持ち上げているため戦えない。
レイロフは強い、戦闘は彼に任せていいのかもしれない。
その時、大部屋の中から帝国軍兵士が弓でこちらを狙っているのが見えた。
まずい、このままでは射られてしまう。

帝国軍兵士は私に狙いを定め、矢を放った。

そして魔術師に当たった。

私は無敵モードになった事に気付いた。
敵の矢を私が、いや魔術師が受けている間、レイロフは敵に斬りかかった。
次々となぎ倒していった。

ありがとう、魔術師。
あなたのおかげで私たちは救われました。
ん?
魔術師の挙動がおかしい、段々と回転していっている。
これは一体なんだ・・・?

これは何だwww
予想外の展開に私は動揺した。
早く捨てたい安らかに眠れる場所を探したいと思った。
せせらぎの音が聞こえる。

この川はなんかソレっぽいぞ。
私は魔術師を川に寝かせた。
手を組ませてあげたかったが、小さく前にならえが限界だった。
ありがとう魔術師、ここでお別れだね。
どうか安らかに眠ってください。

魔術師の亡骸と別れ、レイロフと私はヘルゲン砦の奥地へ足をすすめる。
地形も砦というより洞窟になっていた。
出口が近いのかもしれない。
しばらくすると、また大きな部屋が現れた。
レイロフ: ちょっと待て。前に熊がいる。見たか?

レイロフ: できれば今はもめたくない。こっそり通り抜けてみよう。ゆっくり時間をかけて、足元に気をつけて

レイロフ: もし自分が幸運だと思うなら、この矢を試してみな。彼女が驚くかもな

これはやれという事だね?

いいでしょう、やりましょう。
私は正面の黒い塊に鉄の矢を放った。

不意打ち: 2.0倍のダメージ!
当たった!けど即死じゃないのか!
レイロフ: 隠密が過大評価だなんて誰が行った?
どういうこと?w
レイロフが何を言っているか分からないが、凄く調子こいた事を言っている。

矢を受けた熊は当然こちらへ向かってきていた。
まずい、このままじゃ食われる!
熊よ!近くに獲物がいるぞ!こっちじゃない!

そうだ!そっちだ!偉いぞクマモン!!!!

そいつを食っちまえ!

レイロフは強かった。

簡単に討伐されてしまった熊の死体を漁る。
毛皮が入っていたので一応もらっておこう。

ついにヘルゲン砦の出口が見えた、その先はスカイリムの世界だ。

ついにヘルゲン砦からの脱出に成功した。
するとレイロフが別れ話を切り出した。
レイロフ: ここで別れたほうがいいかも知れない。幸運を祈る。お前がいなければ、ここまでこられなかっただろう。
なんだよ・・・急にデレやがって・・・。

そうだね、ここからは別々の道を歩もう。
さようなら、レイロフ。
ん?

しばらく歩いたレイロフは歩みを止め、こちらを見ている。
一体どうしたのだろうか。

気になったのでレイロフの元に駆け寄ってみた。

近寄ってみると、今度は背を向け走り出した。
何がしたいんだいレイロフ。
もしや構って欲しい猫がよく使う手法ではないだろうか。

気付いたら、レイロフは道案内をしてくれていた。

スキルの上昇率を上げる石碑があったので、隠術を選択した。
他に戦士と魔術師があったが、私は家に忍び込みたい。
そう強く思うようになっていた。

隠術の石碑に光が立ち上がる。

山を下り、川が見えてきた。
私はこの”道中”というのが大好きだ。
とても冒険をしている気分になる。

私はこの一瞬を逃さなかった。
左手に見えていた川から魚が飛んだのだ。
こここれはもしや!!!

私は奇声をあげながら川へ飛び込んだ。

さかなぁ!さかなどこぉ!
きっと捕まえられるはずだ!さかなぁ!

いたああああああああああああああ!
ほらみてみんしゃい!サケがおったばい!!!
塩焼きにして食ってやるけんね!
興奮してサケを取っているとふと我に返り、あることに気付いた。

レイロフどこ。

大急ぎで川から上がると、レイロフがオオカミに襲われていたwww
私も弓矢で応戦、遠距離バンザイ!

オオカミの撃退に成功。
よく見るとオオカミのお尻に私が放った矢が刺さっていた。

なんと死体から報酬と一緒に回収出来るようだ。
こういうとこリアルね。

レイロフ: 一緒に来てくれて嬉しいよ。もうすぐリバーウッドだ
別れた方がいいだの、一緒に来てくれて嬉しいよとか情緒不安定なレイロフ

何はともあれ、最初の村リバーウッドへたどり着いた。